留学生の方へ

信州介護福祉専門学校では、日本で介護福祉士の資格取得を目指している留学生を積極的に受け入れています。

在留資格「介護」について

在留資格「介護」は、外国人が日本の介護施設で専門的な介護業務に従事するための資格で、介護福祉士の国家資格取得が必要です。
他の在留資格が3年や5年というザイリュ期間の制限があるのに対し、年度でも更新が可能なため永続的に在留することが可能です。(介護職に就いている場合に限ります)
さらに家族帯同も可能なため、本国から家族を呼び寄せて日本で暮らすことも可能です。

留学から在留資格「介護」で就職するまでの流れ

在留資格「留学」

外国人留学生として入学、日本語学校(学科)を卒業

信州介護福祉専門学校で2年間学ぶ

介護福祉国家試験合格・資格取得

在留資格「介護」

在留資格「介護」に変更

日本で介護福祉士として働く

介護福祉士の仕事

高齢者の方や障害のある方に対して、食事や入浴など身の回りの世話を行い、自立した生活が送れるように手助けをします。人の役に立ちたい!という思いがある人に向いています。

サポート体制

  • 介護に必要な日本語を徹底サポートします。
  • 経済的負担の軽減を目的とした学費減免制度や外部団体の奨学金・貸付制度が充実しています。
  • 本校関連の福祉施設が多数ありますので、アルバイトの紹介ができます。
  • 介護に必要な日本語を徹底サポートします。

学校説明会

本校の学校説明会日程以外でも、ご希望に合わせて個別説明及び校内見学等を随時行っていますので、お気軽にご連絡ください。
(土曜、日曜、祝祭日、時間外も可)

オープンキャンパス申込みはこちら

※留学生専用のオープンキャンパスをお申込みください

募集要項

募集定員

学科名 修業年限 募集定員
介護福祉学科 昼間課程 2年制 30名(男・女)

入学試験日程

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試験回次 出願期間 試験日 選考通知日 入学手続期間
第1回 2025年10月14日(火)
~2025年10月29日(水)
2025年
11月10日(月)
2025年
11月20日(木)
2025年11月21日(金)
~2025年12月10日(水)
第2回 2025年11月10日(月)
~2025年11月25日(火)
2025年
12月5日(金)
2025年
12月15日(月)
2025年12月16日(火)
~2026年1月7日(水)

1.出願資格

外国籍を有する18歳以上の者で以下15の条件を全て満たす者とする。

  1. 外国において12年以上の学校教育を修了している者
  2. 法務大臣告示の日本語教育機関において1年以上の日本語教育を修了した者、または2026年3月に修了見込みの者。(出席率80%以上)
  3. 本校在学中の学費、生活費が支弁できる者。
  4. 日本語能力試験N3を入学年次9月までに取得できる見込みのある者。
  5. 卒業後、介護福祉士として高齢者福祉施設や障がい者施設等に就労を希望する者。

出願書類

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  出願書類 説  明
1 入学願書 本校所定用紙(様式1)使用
写真(4㎝×3㎝)は3ヶ月以内に撮影したもの
2 受験票 写真(4㎝×3㎝)は3ヶ月以内に撮影したもの
3 履歴書 本校所定用紙(様式2)使用
4 志望理由書 本校所定用紙(様式3)使用
5 誓約書
(志願者・身元保証人)
本校所定用紙(様式4)使用
身元保証人は日本在住の者に限る
※身元保証人が個人の場合は、在職証明書(自営業の場合は、営業許可証のコピーまたは納税証明書のコピー)、団体の場合は登記簿謄本も提出すること
6 健康診断書 1年以内のもの
7 卒業証明書(本国) 本国における最終卒業学校の卒業証明書(日本語学校の原本証明があればコピーでも可)
英語以外の言語で記載されている場合は、日本語訳を添付すること
8 成績証明書(本国) 本国における最終卒業学校の成績証明書(日本語学校の原本証明があればコピーでも可)
英語以外の言語で記載されている場合は、日本語訳を添付すること
9 成績証明書(日本) 日本語学校または日本における最終卒業学校の成績証明書の原本
10 出席率証明書(日本) 日本語学校または日本における最終卒業学校の出席率証明書の原本(毎月とトータルの出席状況及び出席率が記載されているもの)
11 卒業(見込み)証明書
(日本)
日本語学校または日本における最終卒業学校の卒業証明書の原本、在学中の場合は卒業見込証明書を提出すること
12 日本語能力証明書
(受験者のみ)
日本語能力試験の合否結果通知書のコピー、または日本留学試験(日本語科目)の成績通知書のコピー、またはBJTビジネス日本語能力テストの成績通知書のコピーを提出すること
13 パスポート 印字があるページ全てのページのコピー
面接日当日には原本を持参すること
14 在留カード 表と裏のコピー
試験日当日に原本を持参すること
15 選考料 15,000円(日本円で納入のこと)※不合格でも返金しません
郵送の場合は郵便為替(受取人欄等無記入)にして願書に同封してください
16 経費支弁に関する書類 下記A~Cのうち、該当する書類一式を提出すること

経費支弁に関する書類

経費支弁に関する書類は、次の3つのケースにより、提出するものが異なります。
(2名以上が共同で支弁する場合は、全員の書類が必要になります。)

A.出願者本人が支弁する場合

B.出願者の本国にいる親族が学費などを送金する場合

C.日本在住者が学費などを支弁する場合

A.出願者本人が支弁する場合

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経費支弁書 本校所定用紙(様式5)
在職証明書 出願者が在職中の場合
年収入証明書 出願者が在職中の場合
最新の年収がわかるもの
預金残高証明書 2年間の学費、生活費に相当する残高以上が必要

B.出願者の本国にいる親族が経費支弁する場合

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経費支弁書 本校所定用紙(様式5)
親族関係証明書 出願者と経費支弁者の関係がわかるもの
親族関係公証書、戸籍謄本、戸口簿
在職証明書 職業や職務内容・地位・在職歴に関する証明書
営業許可書(コピー) 経費支弁者が経営者の場合
年収入証明書 最新の年収がわかるもの
預金残高証明書 2年間の学費、生活費に相当する残高以上が必要

C.日本在住の者が経費支弁をする場合

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<個人>
経費支弁書 本校所定用紙(様式5)使用
印鑑登録証明書 市区町村の発行したもの
住民票 世帯全員が記載されたもの
在留カード 経費支弁者が外国籍の方の場合
職業証明書 職業や職務内容・地位・在職歴に関する証明書
(会社役員の場合は登記簿謄本、自営業者の場合は確定申告書の写し、会社員の場合は在職証明書)
所得証明書 市町村区長が発行する最新の所得・課税・扶養証明書
3ヶ月以内に発行されたもの
預金残高証明書(原本) 2年間の留学を支援できる残高以上が必要
出願者と経費支弁者との
関係を証明するもの
日本在住の親族の場合
戸籍謄本・親族関係を証明する公証書など
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<団体>
経費支弁書 本校所定用紙(様式5)使用
登記簿謄本 履歴事項全部証明書
3か月以内に発行されたもの

出願方法

出願書類に選考料を添えて本校に直接持参するか、速達簡易書留で郵送してください。
受付時間:月~金曜日 午前9時~午後5時
※提出された出願書類及び入学検定料は、理由の如何を問わず一切返還いたしません。

選考方法

出願区分 選考料 選考方法
外国人留学生一般入試 15,000円 書類選考
日本語試験(60分)
面接

入学手続き

合格者は、入学手続期間中に1年次前期納入分660,000円を銀行振込みにて納入してください。(銀行振込手数料は、本人負担です。)

<2年間の学費内訳>

納入期

内 訳 昼間課程2年制
年次 前 期 後 期
1年次 入学金 150,000円
授業料 350,000円 350,000円
施設設備費 100,000円 100,000円
実習費 30,000円 30,000円
教材費 30,000円 30,000円
各期納入額合計 660,000円 510,000円
初年度納入額合計 1,170,000円
2年次 授業料 350,000円 350,000円
施設設備費 100,000円 100,000円
実習費 30,000円 30,000円
教材費 30,000円 30,000円
各期納入額合計 510,000円 510,000円
年次納入額合計 1,020,000円

◆上記の他に、教科書代金や実習着代金が別途必要になります。

<1年次後期以降の学費について>

◆1年次学費の後期分は、2026年9月25日までに納入していただく予定です。

◆2年次の学費は、年2回の分納(前期分は前年度3月、後期分は9月)になります。

合格から入学までの流れ

合格通知 合格通知書と共に学費納入のご案内を送付します。
 
学費納入 入学手続き期間内に1年次前期納入分660,000円を銀行振込にて納入してください。
※2026年3月31日までに入学辞退の申し出があった場合に限り、選考料と入学金を除く学費を返金いたします 。
 
入学許可書 本校にて学費入金確認後、入学許可書を発行いたします。
2月に入学式・新入生オリエンテーションのご案内を郵送します。オリエンテーションは2~3月に2回実施する予定です。
 
入学 入学式は4月上旬です。

学資サポート制度

授業料等減免制度

本校には、外国人留学生の経済的負担を軽減して学業の継続を援助することを目的とした「外国人留学生授業料等減免制度」があります。

<制度の種類>
留学生Ⅰ種:入学選考時に成績が優秀であり、かつ在籍校の出席率が95%以上の者に対して、1年次の授業料から250,000円を減免します。
留学生Ⅱ種:1年次の成績が優秀で、かつ出席率が95%以上の者に対して、2年次の授業料から200,000円を減免します。

※事前に申請が必要です。留学生Ⅰ種を希望する場合は出願前にお問い合わせください。

学納金分納制度

経済的理由などで学納金を一括で納入することが困難な者に対して、分割して納入する制度を設けています。
※事前に申請が必要ですので、合格後入学手続期間中にご相談ください。

外部団体の貸付・奨学金制度

    1. 介護福祉士修学資金貸付制度
      長野県に住民登録をしており、介護福祉士養成施設に入学している学生で、卒業後県内で介護等の業務に従事しようとする者に対する貸付制度です。卒業後、1年以内に介護福祉士の登録をし、県内で介護業務に5年間従事した場合、貸付を受けた全額が返還免除となります。
      ※本校入学後の申請になります。
    2. 社会福祉法人からの奨学金制度
      本校を卒業後、対象の社会福祉法人で定められた期間従事した場合、返還が免除となる制度です。
      ※貸与の条件や返還免除の条件は法人により異なります。
      ※事前に申請が必要ですので、出願前に本校または奨学金を希望する法人にお問い合わせください。

その他

在留資格について

日本語教育機関等の修了者
すでに来日し、日本国内の日本語教育機関等で学んでいる留学生(在留資格「留学」所持者)の方は、入学時点で有効な在留期間があれば、改めて在留資格に関する手続きを行う必要はありません。ただし、在留期間が満了を迎える場合は、必ず入国管理局で更新許可申請の手続きをしてください。

他の在留資格からの変更希望者
日本国内からの出願であっても、「留学」以外の在留資格を有する方は、「留学」への在留資格変更許可申請が必要な場合があります。最寄りの入国管理局へ問い合わせ、在留資格変更の可否と必要な提出書類等を確認してから手続きを行ってください。

留学中の必要な手続きについて

  1. 市町村で住民地届手続き(在留カードの裏面への記載)
  2. 国民健康保険の加入
  3. 年金の加入
  4. 資格外活動許可(アルバイトの許可)※許可がないとアルバイトはできません。

アルバイトについて

入学後、アルバイトを希望する学生は必ず資格外活動許可申請を行ってください。 アルバイト先の斡旋が必要な場合はご相談ください。

通学・旅行等について

通学定期券が購入できます。片道100㎞を超える場合は、学割が利用できます。

奨学金

社会福祉法人等奨学金制度

本校で2年間学び介護福祉士国家資格を取得後、奨学金の貸与を受けた法人で一定期間働けば全額返還免除となる制度です。詳しくは本校または各法人へお問い合わせください。

先輩からのメッセージ

タロロク エメリー カランバさん

2年生
フィリピン出身

私は、2022年に日本に来ました。私が日本に興味を持った理由は日本のアニメが好きだからです。その中で日本を深く知った時に介護という仕事に興味を持ち、日本への留学を決めました。
私は、人を助けることが好きです。その理由は2つあります。1つ目は人を助けると、その人が笑顔になってくれて喜んでくれるからです。2つ目は子供の頃両親が人を助ける姿をよく見てきたからです。私も人を助ける仕事をしたいと思い介護を学ぶために信州介護福祉専門学校へ進学しました。
入学を決めたのは学校の説明会を聞いて楽しそうな学校だと思ったからです。介護の勉強は大変で苦労することも多いですが、毎日楽しく学ぶことができています。介護実習では、利用者様と関わり、介助をさせていただいた後に「ありがとう」や「幸せ」など笑顔で言っていただき、介護の道に進んで良かったととても思いました。
私はこの学びを通して、身体的な介助だけではなく、利用者様の心に寄り添い、安心して過ごしていただけるケアを行えるような介護福祉士になりたいと思っています。
この学校は、留学生への学びをとてもサポートしてくれます。分からないことや困ったこと、不安なことを相談しやすい環境を作ってくれます。
介護福祉士になりたいという気持ちがある人はぜひ学校にいらしてください。

サトリア ジャトニカさん

2年生
インドネシア出身

私は、2022年にインドネシアから日本に来ました。日本に来る前には母国で約1年間ITサポートとして働いていました。コンピューター関係の仕事をずっとすると思っていましたが、縁があり信州介護福祉専門学校に入学しました。
学校に入学して、私は「本当にこの道でいいのか?」と何度も迷いました。実習で初めて利用者様と接したときは緊張でうまく話せなかったこともあります。でも、ある日、認知症のおばあちゃんが「ありがとう」と握ってくれた手の温もりが、今でも忘れられません。
介護の仕事は教科書通りにはいかないことが多いです。利用者さん一人ひとりに違う想いがあるので、時には悲しいこと、悔しいこともあります。でも、「あなたがいるから頑張れる」と言ってくれる人が必ず現れます。仕事は大変なこともありますが楽しいことも多くあると思います。大変なときは、仲間、先輩、先生に相談してください。私たちも同じ道を通ってきました。失敗してもいいんです。むしろ、失敗から学ぶことが、本当の介護の力になると信じています。

スムガット プリンセス ゲイさん

2年生
フィリピン出身

私はスムガットプリンセスゲイです。フィリピンから来ました。ずっと海外で働くことを夢見ていましたが、2022年に仕事ではなく日本に留学する機会を得たときは信じられない気持ちでした。日本に来て1年半は松本国際日本語学校で日本語を勉強しました。長期間家族と離れるのは初めてだったので、海外で自立して生活できるとは思ってもいませんでした。日本で生活するのは大変なことが多く、フィリピンに帰りたいと何度も思いましたが、なぜこの国にいるのか、自分の目的は何なのかを思い出して頑張りました。
その後、外国人留学生が介護を学ぶための奨学金制度があることを知り、平成会が提供する奨学金に応募し、信州介護福祉専門学校で学ぶ機会を得ました。外国人に優しいこの学校で学ぶことは素晴らしい経験です。この学校の先生たちやスタッフのみなさんは学びたい人に喜んで手を貸してくれ、とても感謝しています。

よくある質問

Q.日本人の学生と友達になれるか心配です。

A. 本校は少人数制でアットホームな雰囲気です。また、月に1回の学生交流会や学校祭など様々な行事がありますので、そのようなイベントを通して仲良くなれます。

Q.日本語の授業がわかるか心配です。

A. 1年生で介護に必要な日本語をしっかり勉強します。わからないことがあればすぐに教員に相談できるサポート体制も整っています。

Q.学費の支払いに不安があります。

A. 分納や延納などのご相談を受け付けておりますので、早めにお申し出ください。

Q.アルバイトはできますか?

A. できます。ただし、施設での実習期間中(2年間で4回、最長1ヶ月)はアルバイトができませんので注意してください。なお、「留学」ビザの場合は週に28時間を超えてアルバイトはできませんので、必ず守ってください。

Q.就職ができるか心配です。

A. 本校は開校以来就職率100%です。2年生になると、履歴書の書き方や面接の指導もしますので安心してください。