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学科紹介

厚生労働大臣指定 介護福祉士養成課程
文部科学大臣認定 職業実践専門課程
介護福祉学科 2年制/昼間課程/定員30名(男・女)

学習概要

2014年度(平成26年度)から導入された新しい学習内容。「人間と社会」「介護」「こころとからだのしくみ」「医療的ケア」の4領域を学びます。

1. 人間と社会 介護福祉士にとって基盤となる知識や倫理的態度を学びます。
◎人間の尊厳と自立
◎人間関係とコミュニケーション
◎社会の理解
◎人間と社会 等

2. こころとからだのしくみ 発達と老化、認知症や障がいなど、こころとからだのしくみを学びます。
◎発達と老化の理解
◎認知症の理解
◎障がいの理解
◎こころとからだのしくみ 等

3. 介護 実践的な介護実習を通して生活支援技術を身につけます。
◎介護の基本
◎コミュニケーション技術
◎生活支援技術
◎介護過程
◎介護総合演習
◎介護実習等

4. 医療的ケア 医療的ケアの基本知識とケア技術を学びます。

取得可能な免許・資格

・介護福祉士 国家試験受験資格

※ただし2025年度までの養成施設卒業者については、卒業から5年間、暫定的に介護福祉士資格を付与し、かつ卒後5年以内に国家試験に合格するか、原則卒後5年間継続して実務に従事することで、その後も引き続き介護福祉士資格を保持できます。

・文部科学大臣認定称号 専門士

介護福祉士とは

介護福祉士とは

介護福祉士とは、高齢者や心身に障がいをもつ人々に対して食事や入浴、衣類の着脱や歩行の補助など、その他生活全般をサポートする介護の専門家です。
高度な知識と技術を生かして高齢者や障がい者の自立を支援し、さらに家族に向けて介護方法の指導などを行い、介護を必要とする人がより質の高い生活を実現できるように努めるのが主たる仕事です。

福祉に関わる幅広い知識や技術を備えることはもちろん、さまざまな場面で介護対象者の尊厳を守るための献身性と、あたたかなふれあいをつなぐ優れた人間性が求められます。

活躍するフィールドがますます広がる福祉の仕事

介護福祉士が活躍するフィールドは年々広がっています。 在宅サービスや福祉施設のように利用者の生活を直接的に支援するサービスの提供から、社会福祉協議会や福祉関連行政機関などが地域福祉の向上のために行う相談援助、さらに医療機関やシルバー産業を通じた相談業務など様々です。

介護福祉士が活躍する職場(一例)

在宅福祉施設

◎高齢者在宅サービスセンター ◎居宅サービス事業所 ◎在宅介護支援センターなど

高齢者施設

◎介護老人保健施設 ◎介護老人福祉施設 ◎ケアハウス ◎グループホーム ◎デイサービスセンターなど

障害者施設

◎障害者支援施設など

病院等医療機関

社会福祉協議会

区市町村の役場

有料老人ホーム

その他

◎福祉(系)生協 ◎シルバーサービス企業・事業所など

介護福祉国家資格を取得する

介護福祉士になるために

介護福祉士は国家資格です。
専門学校等で所定の教科・実技などの課程を2年以上学び、卒業すれば介護福祉士の国家試験受験資格を取得できます。
働きながら勉強して国家試験を受験し資格を取得する場合はかなりの難関となるため、やはり本校のような養成校に通うことが資格取得への近道となります。本校では2年間の最短ルートによる資格取得を目指します。
本校では、少人数制を活かした個別指導を徹底していますので、国家試験対策は万全です。

国家試験対策

1年次からポイントを絞った基礎知識を積み重ね、少しずつ国家試験問題にも取り組み、1問1答解説できるまで丁寧に学習をしています。また国家試験対策の時間を豊富にとり、クラスのチームワークと個別指導の徹底により、国家試験全員合格を目指します。

介護福祉士国家試験合格率 ※留学生含む 100% (第34回介護福祉士国家試験 全国平均 72.3%)

行事&イベント

笑顔がたえないキャンパスライフ!

ひとつの目標を共有する学生たちならではの団結力は、楽しいキャンパスライフのエネルギー源!
介護福祉士にとって「全力で楽しむこと」も大切なことですね。

塩尻の玄蕃まつり キャンパスのある塩尻市の夏祭りが「玄蕃まつり」。姉妹校である信州リハビリテーション専門学校と合同で「学校法人松樹学園連」として踊りに参加します。

ハッピーハロウィンinしおじり 塩尻市秋の恒例一大イベント「ハッピーハロウィンinしおじり」。手づくりかぼちゃ飾りも準備して、バッチリ仮装で参加します。

繋心祭 ステージ発表や介護教室など学生自らが企画・運営する文化祭です。

防災訓練 年に2回春と秋に防災訓練を実施しています。

新入生歓迎交流会 新入生との交流を目的としたスポーツ大会。アットホームなイベントです。

上級救命講習 毎年行われる「上級救命講習」。人工呼吸やAEDに初挑戦です。

2年生の事例研究発表会 全学生と教員が参加して実施される「事例研究発表会」。2年間で学んだ成果を発表します。

地域交流行事(そば打ち) 元気な高齢者との交流体験を通じ、シニア世代への理解を深めます。そば打ち名人の指導の下、地域の高齢者と学生が作ったそばを試食します。

学生からのメッセージ

小林 航さん

小林 航さん

2年生 松本市出身

 私が介護福祉士を目指す一番のきっかけとなったのは、同居する祖母が入院したことです。もし、祖母に後遺症が残ってしまったらどうしようと思うようになりました。その頃、進路を決める時期と重なり、高齢者の方々の支えになれるような仕事に就きたいと考え、信州介護福祉専門学校へ入学しました。
 授業では、社会福祉制度や、身体の構造について学んでいます。他にも尊厳を守るという介護の基本的な考え方や、利用者様が自立した日常生活を送るために必要な介助方法などを座学・演習を通し習得しています。介護実習では、学校で学んだ知識や習得した技術を活用し、利用者様との関わりや介護技術を実践しました。特に利用者様とのコミュニケーションでは、学校で学んだコミュニケーションの技法を生かしながら関わることができ自信を持つことができました。その一方で介護技術では、利用者様によって疾患や障害が違うこと、生活歴や個性も違うことを改めて考え直すきっかけとなり、次の実習では「その人らしさ」「適切な支援方法」とは何かを追求したいと考えています。
 将来は利用者様の心に寄り添い、「あなたに介護してもらいたい」と言われるような介護福祉士になりたいです。

松﨑 木葉さん

松﨑 木葉さん

2年 伊那市出身

 私は、中学二年生の職場体験学習で特別養護老人ホームを訪問し、お年寄りの方と身近で触れ合うことができました。その際、困っている人を助けたい、安心して生活できるように支えたいと強く思い、介護福祉士を目指し、信州介護福祉専門学校に入学しました。
 専門的な知識を身につけるために、講義を通して新しいことを1から学んだり、一人一人が利用者様、介護者の立場に立って実際に実技を行い介護技術を学んでいきます。
 実習では、様々な施設にお世話になり、利用者様とコミュニケーションを図ること、また職員の方の指導を受けながら介護技術の実践をします。一人の人間としての尊厳や個性を理解し、その人に合った介助・関わりを考えることが大切なことであり、信頼関係の構築につながるのではないかと思います。
 将来、私は「信頼される介護福祉士」になりたいと考えています。そのためには、視野を広げて周りを見ること、責任感を持って行動すること、また報告・連絡・相談を忘れずに行うことを大切にしていきたいです。沢山の知識を身につけ、様々なことにチャレンジし、それを実践の場で活用できるよう、一日一日を大切に、努力を重ねていきたいです。